ちょっとしたシミがある、サイズが合わないなど、
どこのお宅にも箪笥の奥で眠っているきものは数枚あるものです。
日本の箪笥の奥には相当数の美しい着物が眠っていることでしょう。
きものは着るもの。着てこそ生かされます。
そんな箪笥の中のきものをもう一度生まれ変わらせ、もっともっと着てもらいたい。
布の命を全うしてもらいたい。そんな思いから、Kimonは生まれました。
なぜか着るだけで癒される、気持ちが整ってくる。
きもの地にはチカラがあります。
絹、麻、木綿。それは天然素材の持つチカラであったり、大胆にして繊細なデザインであったり。
奥深い色合い、そして、すべての工程に手を尽くされた職人の技。
立て掛けた時は、まるで一枚の絵画のように、身に纏う時はやさしく包みこむように。
着やすく仕立て直しても、その服は独特のオーラを持ちます。
きものじゃないけど、きものから出来てる。きものより軽くてカンタン。
だから、「きもん」と名付けました。
天気の悪い時も、時間のない時も、スッと、きもの地の服を纏っていただけます。
きちんと畳めたり、
また再利用できるように直線断ちであったり、
下に着るものとの色合わせを楽しめたり‥、
着物の機能的に優れた面も受け継いだものを目指しています。
ほどく。
きものは、解くことを考えて仕立てられています。
一切無駄にならないよう直線裁ちで作られているため、糸が解かれると、そのまま一反の反物に戻っていきます。
洗う。
ほどかれた布は、一度水を通します。
それは、生まれ変わった後、扱いやすく、縮まないように。その時、お水には一つまみのお塩。布に溜まったいらないものは、ここで落とします。
縫う。
Kimonのデザインは、ほとんどが直線断ち。
次にまた生まれ変わりやすく、畳んでスッキリするように。ミシンを使いますが、その縫い目に沿って断っていただければ、またその布地を使っていただけます。
Kimonは畳みやすく出来ています。
コンパクトに収納出来て、しわになりにくいので、旅先などにもお持ちください。
①「羽織りもの」の場合
②袖の部分を畳む。
③背中心で畳む。
④収納に合わせて、
2つか3つに畳む。